[コメント] スタスキー&ハッチ(2004/米)
必要以上に個性を追求するベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンにベタ惚れ。ワンシーンごとのぶつ切りな展開(笑いの数珠繋ぎ!)はいかにもトッド・フィリップスらしい。俳優に頼った脚本でも成功してしまうという良い例かな。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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スタハチ世代ではないのでオリジナルは勿論未見だったりするが、それでもラストのニクイ演出にはぐっとくるものがある。バトンを渡しているのかどうか分からないけど、どうやらGOサインのようには感じる。
トッド・フィリップスらしい軽いタッチの作りで、コントが数珠繋ぎになっているかのような展開は気に入った。『アダルト♂スクール』で主演したウィル・フェレルがカメオ出演していたりとオイシイ演出もある。どーせなら『ロード・トリップ』で馬鹿演技をしてくれたトム・グリーンなんかを加えてほしかったけど笑。
ベン・スティラー好きな自分も、『ズーランダー』ぶりとなる「濃い〜キャラ付け」された彼を目にすることが出来てかなり嬉しい。個人的には普通の(ちょっとドジな)青年役のベンのほうが好きなんだが、やっぱりたまにはこんなハジけたベン・スティラーを見てみたいもの。そういった意味でも心から楽しめる作品だったと思う。
オーウェン・ウィルソンはまたしてもW主役起用。本当に疑問なんだが、確かに対極する存在がいると光る要素もあるかもしれない。それ程キザな役柄が似合ってしまうということか(笑)。
他にも妖しげだけどオシャレなスヌープおじさんとか普段以上に悪役なヴィンス・ボーンとか何故かチアガールがめちゃくちゃ似合ってるエイミー・スマートとか…いろいろと突っ込む要素が満載なんだけど…。
えーと、とにかく続編も狙えそうです。
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