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[コメント] チーム★アメリカ ワールドポリス(2004/米)

まっと・で~もん
てれぐのしす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画で一番小バカにされている存在は、金正日でもアメリカという国そのものでもなく、あの「ハリウッド・スター」という人種なのではないだろうか。スターは確かにスターなのだが、自分たちをどこか万能の存在であるかのような勘違いをしているふしが確かに見られる。しかしながら、冷静に考えると彼らに出来ることは(確かに人並み外れてはいるが)「演じる」という行為の一点のみであり、その能力が要求されない場においては、ただの無能な存在なのであるという、少し極論めいた皮肉が結論となる。

「新聞を読んでいるのよ私」と当たり前のことを大げさに語ってみせるスーザン・サランドン(じゃなかったっけ?)が彼ら「勘違い貴族」の道化を代表し、彼らの本質であるところの「ボンクラ」ぶりを「まっと・で~もん」が代表する、俳優連合の会議の場面は最高である。そして何よりも素晴らしいのは、全編に流れるお下劣ソングの数々である。あーもっと英語がわかったら、もっと笑えるだろうに残念だ。というのは全じぇんウソです。

「パール・ハーバー」はクソだ~♪

彼女に捨てられたクソな僕よりも~♪

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (5 人)きわ[*] tkcrows[*] リア[*] 甘崎庵[*] ペペロンチーノ[*]

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