[コメント] 奥さまは魔女(2005/米)
ニコール・キッドマンのキュートな笑顔に99点やるとしたら ウィル・フェレルの空回りギャグに32点。と、思っていたら・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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意外や意外ウィル・フェレルのギャグが段々つぼにはまってくる。この高度(?)なキャラの立て方は驚いたよ。
物語の頭での彼の役所は「売れなくなった俳優」。もうね、全てのギャグが滑っているようにしか見えない。見事に時代に取り残されている。思わず見ているこちらも彼の外しっぷりに世間の評価に同意する。回転しながらニコールにスキップして近づいてくる所なんかもう目を覆いたくなる。なんというかこの映画自体で彼が滑っているんだよね。
ところが終盤で彼の得意技(目を左右に移動するのと驚きの表情、ステップ)の一発芸伝授から俄然、その軽薄なキャラクターが味を帯びてくる。もうこうなってくると「愛すべきダメキャラ」なのだ。映画の恋愛度が右肩上がりに感じるのは彼の芸風が段々と味が出て来るように感じるからだろう。
確かに序盤は奥様に99点でダンナに32点かもしれない。しかしエンディング近くでは恐らく両者100点になっていると思う、モニター調査は。最後「マイホーム」で 彼女に向かっていく時にスキップしながら回転して欲しかった。
*それにしてもニコール・キッドマンのキュートさに驚いた。いろいろな顔を持つ女優だ。
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