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[コメント] 銀河ヒッチハイク・ガイド(2005/米=英)

私の感想を皆さんが気にいってくれればいいんですが、どうせ気に入らないんでしょうね。あ、気に入った振りして無理にreviewを見なくて結構ですよ(マーヴィン風に)。
CRIMSON

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







結局reviewをクリックした皆さんに以下の文章を読む前に一言、

「あ わ て る な 」

まずオープニングのイルカの歌の素晴らしさに驚かさせられる。基本的に説明口調から入る原作より、ミュージカル調のこの方が映画らしい華やかな雰囲気に包まれる。そしてヴォゴンが地球を破壊するときのコマ送りの引きから地球全体を包んでいる映像はユーモラスでもあり絶望的でもある。地球の最後って案外こんなものかも。地球を救う映画は多々あれど、こうまであっさりとは(笑)

原作でのいろいろなアイテムが映像化されるのをみるのは悪くない。ただ大統領の2つ頭は上下についてるので驚いた。予算の関係か?奇抜さを狙ったのか。左右の頭の会話シーンも見てみたかった。マーヴィンは、自分はC−3POをイメージしていたのでちょっと違和感があった。まああのほうがかわいいかな?でもA・リックマンの声ははまっていた。ハーマはオリジナルキャラだが、ちょいグロイ外見以外あまり展開がなく残念。ドラマならこれからも出てきそうだが。他にもいろいろファンタスティックなシーンがでてくるが、他の映画でこういうシーン見ているだけに、驚きも薄れるのが残念。

映像化して良かった点といえば、無限不可能性ドライブでの毛糸シーンは最高!糸ゲロは笑ったしキッチュだ。原作で分かりにくいシーンをうまく本質を掴んだような気がする。それからヴォゴン人の「レフト!ライト!」の掛け声は笑える。基本的に彼らってお役所仕事の役人っていう皮肉が入っているんだよな。ラスト、マーヴィンが転換銃を撃つシーン、今までの展開が伏線になっていてつじつまがあいかなり良かった。原作よりもこっちのほうが分かりやすく笑える。

しかし鉢植えと鯨のシーンをやってくれるとは思わなかった。結構この作品の本質を表しているような気がするシーンだ。「必死になにかしようとしてもうまくいくとは限らないよ!」って。無駄なポジティブ思考を皮肉っている。

まあいろいろ説明口調で回りくどく無駄な設定も多く(オープニングのブルドーザー屋のおっちゃんがジンギスカンの末裔とか)、自嘲を含んだアイロニーに彩られ、でもちょっとした希望を持つのも悪くないんじゃないのだろうか、と思わせるのがこの話の持ち味だ。わりとうまく映画化されているんじゃないだろうか。原作者も絡んでいるし。 映画化されただけでもうれしい。

くだらない話かもしれないけど、いろいろ考えてしまう。やっぱり人生は難しく考えるべきである。なぜならどうせ分からないから考えてるふりだけでもすべきだからである、なんてね。

さて、ここまで長々としたくだらない文章を読んで人生の貴重な時間を無駄にしたあなたに、価値観転換銃を撃たせてもらいました。これであなたも私の価値観が分かるはずです。

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(評価:★4)

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