親戚じゅうを見渡せば、まともな家庭は２割程度だし、

モチロン私の家庭だって、やっと安定して来たけれど以前は・・・・。

この映画を見て「家族とは？」なーんて落ち着いて語れる人が羨ましいでっす。

私はこの映画、モダンホラー（コメディすれすれの）だと思い、楽しく観ましたよ。

まず、オープニングでバスが通過する街並。

　　あのロケ地はどこでしょうかね？ゾッとしました。

　　全く無機的で血が通っていない！例えるなら、TVで見る平壌ですかね？

　　凄いロケ地選んだというか、

　　　「ニュータウンはこんなものだよぉ」

　　と言われたらホント怖いっす！

その後の「家族で隠し事はしない」って朝の食卓。

　　ここで、「この映画はコメディー？？もしくはモダンホラー？」って・・・。

　　永作ちゃんやホテル野猿の使い方はコメディーかと。

んで、コンビニで振り向いたキョンキョン（実際に子供嫌い公言）の顔でホラー決定！

そして極めつけの、キョンキョン（実際に厚木の元ヤンキー）の「死ねばぁ？」

　　ここから一気にギアチェンジして加速して欲しかった！残念！

　　ソニンも板尾も子供らもどっかへ消えちゃうし・・。

　　その後はガッカリの展開・・。

　誰だって家庭を持つことには、それぞれの思い入れがすごーくあるでしょう？それが行き過ぎて最後に血の雨。うーん、これで納得できるんですがねぇ。現実に医者の家族とかにこういう事件はあるし。

　子供時代に原因を求め、しかもうまく収束するなんて、まあ陳腐なこと。シリアスでもコメディでもどちらにしても、目の前の現実の夫と子供に正面からぶち当たらせるべきでしょう？そんな世の中ですよ、今は。

最後に・・。薬物乱用の刑って何で軽いんだろう？１回だけＯＫって言っているようなものでしょう？