[コメント] 醜聞(1950/日)
実際の都知事選スキャンダルを描いた「宴のあと(三島由紀夫著)」を巡る日本初プライバシー裁判に先立つこと10年。黒澤監督はプライバシーをこう考えていた。本作ではプライバシー権そのものよりもこの問題の根底にある弱い人間性を描いています。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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スナックと裁判の描写で感じたこと・・・
「素晴らしい。実に素晴らしい。(蛭田弁護士風)」
「蛍の光」の合唱は、蛍の光のように点いては消える人間の意志を表現しているようで印象深い。この歌をはじまり(決意)の歌として聴くのは初めての経験だった。ラストで消えかかった蛍の光がお星様となるのもよかった。
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