コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] どん底(1957/日)

精緻を凝らしたセットに幾人ものプロ役者と素人をぎゅうぎゅうに詰め込み圧力釜で調理した料理のような息苦しさだが、各シークェンスのライブ感は黒澤のマルチカメラ使用が最も成功した映画に思える。煮詰り沸騰する人間の業とその果ての無常が堪らない。
(★4 けにろん)

投票

このコメントを気に入った人達 (2 人)ぽんしゅう[*] 緑雨[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。