[コメント] 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章(2006/日)
もうラオウは「むぅ」とか「うむぅ」だけでいいよ、喋んなくて。サウザーのお師さんもそう言ってたよ。
『機動戦士Ζガンダム』程ではないにせよ、脳内補完出来ない原作未読の人には若干駆け足過ぎるかもしれませんが、それでも十分興奮して泣ける仕上がりになってました。
ただラオウについては賛否両論でるかも。声を当てている宇梶剛士がとってもアレなことは言うまでもないのですが、それを抜きにしても『美味しんぼ』の海原雄山がああなってしまった今、マンガ界において究極とも言えるラオウのツンデレ、ツン95%でデレ5%(当社比)に痺れた人には今回のラオウは少し甘すぎるかもしれませんし、逆に原作の姿が話の流れで後付け的にキャラが形成されていった感もあり、その辺に違和感を感じていた人なんかはむしろ今回のラオウを歓迎するかもしれません。個人的には声がアレなもんでどうしても否定的に見てしまう、正確には「ラオウのシーンのあの声でイラっとする→大好きなラオウ様の出番でイラッとしてしまう自分にまたイラッっとする」の繰り返しであまりフラットな感情で見れなかったものの、声が関係ない幼少期の場面で少し甘いかなぁと感じました。
最後に、阿部寛の今回の仕事はもっと評価されていい。ぶっちゃけ演者で出てる時より良い仕事してるんじゃないか?
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