[コメント] セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997/米)
私は某大国と共産主義国の覇権主義が心底嫌いだ。
中国では一党独裁と、ウイグル自治区、モンゴル自治区、そしてこのチベット自治区の強引な統合に対する叛乱によって、将来的には解体の道を辿ると思われる。私はけっしてアノー監督の一方的な悪役中国の描き方とは思わない。
西洋の視点でのアジア観を予想していたが、西洋人が優越感を持って東洋人を描くのではなく、優しい眼差しと、西洋人の利己主義の象徴を描いていた。ものの見事にいい方に裏切られた作品である。
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