[コメント] 間宮兄弟(2006/日)
一緒に暮らしてこそいないけど、近くに住んでいてよく遊ぶし電話もする。 恋の悩みも仕事の悩みも全て話し合い、悲しいときは慰め合い、楽しいものは共有し、叱ったり励まし合ったり。 おいしいご飯を作り、ふとんがひとつしかなければ同じ布団で寝て、まさしく間宮兄弟のやっていた「反省会」をどちらか一方が寝てしまうまで行う。
周りの仲間たちに「仲いいよね」って言われて不思議がられ、羨ましがられる。 本人たちはさすがにちょっとキモイとも思ってはいるけど、息をするくらい自然なことだからやめれないし。
でも、間宮兄弟と同じようにやっぱり素敵な恋人が欲しい我々は、やっぱり間宮兄弟のようにあれこれ策を練り、卓上の空論を展開して一人相撲をやり、失恋する。 でも友達は自然に集まってくる。 みんなが恋をして複雑になっていっているのを、「すごいね」と言いながらちょっと落ち込んだり尊敬してみたり。 「我々はいつも割りと満たされているから必死になれないのかもしれないね」、と、あまり遊ばないようにしようとか話し合っちゃったりして。(わー、アホだなー)
これじゃまずいかな、と思うことがよくある。 実際猛烈に寂しくなることもある。
でも、気の合う生涯の友達が生まれたときから側にいるって やっぱりとても幸せなことだと、この映画を観て思えた。
やっぱ駄目なのかなぁ?こんな大人。 いくつになっても、顔を合わせれば子供のようにはしゃいでしまう。 幸せだけど、楽しすぎて我ながら心配。
さっき兄と一緒にコーヒーを飲みながら間宮兄弟の話をして、 「でもやっぱ結婚できないのはマズいよね」という結論に至った。 うーん、どうしたら?
自分で言うのもなんですが、私は、生涯を共にするなら断然間宮兄弟みたいな人たちがいいと思うけどな!
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