[コメント] ぼくを葬〈おく〉る(2005/仏)
3.5点。これはオゾンの私的な哀しみの吐露だ、と見るのはうがった見方でしょうか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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余命3ヶ月の男、というテーマをオゾンがどう料理してるのか?という点で興味を持って鑑賞したのだが。「死ぬまでにしたい10のこと」を挙げるまでもなく、幾たびも取り上げられてきたテーマで、オゾンが語りたかったこと。もちろんオゾンに聞いてみないと分からないが、それは、ゲイは子供を作ることができない、という一点に集約されるのではないか?
余命幾ばくもない男。家族にそれを伝えられず、愛するパートナーも追い出してしまう。ありがちな展開だ。余り目新しいことはない。そこに、ゲイである男が、生きた証に自分の子供を残したいと思う。ゲイである為に子供を残せないという生物学的限界に、ゲイであることの桎梏を感じたオゾンが、いまいちリアリティを感じられない展開で主人公が子供を作ることを描いた、と見るのはうがった見方だろうか。
オゾンは怒るかも知れないが、僕はそういう受け取りかたをした。ゲイの人は、この映画を見てどう思うのだろうか。僕には分からないことで、推測の域は越えていないから、まるで見当違いなことを言ってるのかもしれないが。
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