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[コメント] 晩春(1949/日)

やはり小津を語るのに外せない作品か。見どころは
檸檬

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







原節子が能の鑑賞中に、父の笠智衆の再婚相手らしき女に偶然出会うシーン。 その女にニッコリ微笑んで会釈をした後、彼女に気づかれぬよう、一呼吸おいて物凄い形相で睨みつける。その表情は、どの小津作品の原節子にも見たことがなく、とても聖女のイメージからかけ離れていた。お人形的キャラが多いなと感じていたため、ようやく人間臭さが現れ、安心。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)モノリス砥石[*] 3819695[*]

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