ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
晩春 (1949/日)
Late Spring
[Drama]
製作 | 山本武 |
監督 | 小津安二郎 |
脚本 | 小津安二郎 / 野田高梧 |
原作 | 広津和郎 |
撮影 | 厚田雄春 |
美術 | 浜田辰雄 |
音楽 | 伊藤宣二 |
衣装 | 鈴木文次郎 |
出演 | 笠智衆 / 原節子 / 月丘夢路 / 杉村春子 / 青木放屁 / 宇佐美淳 / 三宅邦子 |
あらすじ | 大学教授の周吉(笠智衆)は早くに妻を亡くし、適齢期を過ぎつつある一人娘の紀子(原節子)と二人で鎌倉に住んでいる。周吉は紀子をもう嫁にやる時期だと考えているが、紀子は男やもめの父が心配でその気にならない。しかし、ある日紀子に持ち込まれた縁談と共に、周吉にも秋子(三宅邦子)という女性との再婚話があることを紀子は知る…。小津安二郎監督と原節子の初顔合わせとなった作品。キネマ旬報ベストテン第1位。[108分/モノクロ/スタンダード] (Yasu) | [投票] |
行き遅れ気味の独身女性が見るにはあまりにも辛すぎ、そして優しすぎる。泣き死にしかけた。 [review] (づん) | [投票(16)] | |
私はある時期この映画が日本映画の中で一番好きだった。原節子と三島雅夫(「汚らしい」叔父さん)とのやりとり、出戻り娘・月丘夢路の男性観の現代性、杉村春子のコメディ・リリーフの見事さ。「熊太郎」をめぐる杉村春子の演技の妙味は何度見ても驚嘆ものの可笑しさだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(11)] | |
原節子=紀子という突出したキャラクタの分裂性、あるいは怪物性。 [review] (3819695) | [投票(10)] | |
二人で観る能舞台の演目は「杜若恋の舞」、身分違いで結ばれなかった在原業平と恋人杜若に憑依された者の狂気の舞であるらしく、原節子の狂気を見事に具象化している。 [review] (寒山拾得) | [投票(7)] | |
カメラの動かない映画において、例外的にカメラが動く。その動きが被写体の心的描写に直結する。これこそが映画の基本だと思うのです。 [review] (TM大好き) | [投票(7)] | |
笠智衆と杉村春子のなんとまあ内容のない会話に、どうしてこんなに心が動くんでしょう、、、 (動物園のクマ) | [投票(5)] | |
紀子さんの心情、わかりみが深すぎてヤバみ。 [review] (おーい粗茶) | [投票(4)] | |
前作と一転して夢の如き中流家庭を舞台に「娘の結婚」にはじめて取り組んだ小津監督の本流作品の1号。原節子に変質的な「父親フェチ」を感じ取った人もいるはず。 (ジェリー) | [投票(4)] | |
魔物のようにさえ思える紀子(原節子)だが、彼女は自身の立場の不安定さに喘ぐ存在でもある。表情の振り幅の大きさ、彼女自身の動揺によって、映画全体を動揺させる眩暈的なダイナミズム。 [review] (煽尼采) | [投票(6)] | |
寝るとき位は化粧を落した方がいいのじゃなかろうか。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(6)] | |
勝手に題して「顔面堪能映画」。この映画の笠智衆は輝いている。原節子はその輝きに大いに貢献している。 [review] (ミドリ公園) | [投票(5)] | |
笠智衆の顔の表情と笑い方は凄いなあ [review] (TOMIMORI) | [投票(4)] | |
デジタル修復版にて再鑑賞。改めて、原節子のキャラクタリゼーションの異様さに瞠目する。小津はもはや原演じる紀子を、一貫した人格として描くことを放棄しているのではないか、という気さえしてくる。しかも極めて意図的に。 [review] (緑雨) | [投票(2)] | |
紀子(原節子)の煮え切らない感じが好き。その奥にあるものが破滅願望に思えてちょっと怖かったけど。 (G31) | [投票(2)] | |
やはり小津を語るのに外せない作品か。見どころは [review] (檸檬) | [投票(2)] | |
揺れる紀子の心情を演じきった原節子お見事です。小生、娘3人を持つ父親でいつの間にかこみ上げてくる熱いものがありました。 (RED DANCER) | [投票(2)] | |
父と娘という明快な構図も手伝って、俗世から離れて普遍に向かう小津の世界が、一番ストレートに伝わってくる映画。でも、5点は『麦秋』のためにとっておきます。 (くたー) | [投票(2)] | |
ジャンルに〔Horror〕も追加して欲しい。 [review] (kiona) | [投票(9)] | |
オレの勝手なイメージなんですが、小津監督は笠智衆の娘がヨメに行くだの行かないだのといったどうでもいい話ばかりを一生かけて丹念に丹念に撮りまくった、狂気性満点の人。この映画も狂ってる! [review] (ペンクロフ) | [投票(3)] | |
クサイと形容され、下着は指で摘まれ別に洗濯され、ウチでもソトでも総スカンされちゃうオヤヂ達の永遠の夢と憧れ、原節子。そんな紀子が→ [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(3)] | |
原節子の濃すぎる顔が、再婚が汚らわしいと言うような清楚な娘に見えない私が汚らわしいのだろうか… [review] (もがみがわ) | [投票(1)] |
Ratings
73人 | ||
80人 | ||
33人 | ||
2人 | ||
0人 | ||
計 | 188人 | 平均 | (* = 2)
POV
Links
IMDBで検索 | The Internet Movie Database |
検索「晩春」 | [Google|Yahoo!(J)|goo] |
検索「Late Spring」 | [Google|Yahoo!] |