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[コメント] 晩春(1949/日)
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★5自転車に乗った原節子の笑顔がやばくて笑い。不潔と罵られたい、せこい気持ちを抱くが。能の視線のやり取りに泣いた。こりゃあまいりました。ラージポンポンがちょっとはまる。 (モノリス砥石)[投票]
★5紀子さんの心情、わかりみが深すぎてヤバみ。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
★5麦秋』(1951)に受け継がれるテーマがあります。 [review] (Ikkyū)[投票(2)]
★4デジタル修復版にて再鑑賞。改めて、原節子のキャラクタリゼーションの異様さに瞠目する。小津はもはや原演じる紀子を、一貫した人格として描くことを放棄しているのではないか、という気さえしてくる。しかも極めて意図的に。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★5二人で観る能舞台の演目は「杜若恋の舞」、身分違いで結ばれなかった在原業平と恋人杜若に憑依された者の狂気の舞であるらしく、原節子の狂気を見事に具象化している。 [review] (寒山拾得)[投票(7)]
★3笠智衆の癒し系っぷり。73/100 (たろ)[投票]
★4晩年の「娘の結婚」シリーズの基調を形成したオリジナルな強度は認めつつ、それでも『麦秋』のパノラミックな複合や『秋日和』の豊穣な役者群の諧謔に比し単調且つ短調な調べに若干の物足りなさを覚える。ベーシックな小津教本。 (けにろん)[投票(1)]
★4堂々と発言することがもてはやされる今日この頃に、ふとこういう映画を観るとほっとする。言葉少なく、気持ちも上手く伝わらなくても、それがいいこともある。2010.2.9 (鵜 白 舞)[投票]
★4魔物のようにさえ思える紀子(原節子)だが、彼女は自身の立場の不安定さに喘ぐ存在でもある。表情の振り幅の大きさ、彼女自身の動揺によって、映画全体を動揺させる眩暈的なダイナミズム。 [review] (煽尼采)[投票(6)]
★4互いに相手をおもんばかるが故に、父(笠智衆)と娘(原節子)は深く静かに対決する。父は己を封印することで、娘は自らの存在を固持することで、互いに思いを成就せんと試みる。善意や愛情といった言葉が、意味を失う肉親ならではの攻防は激しく切ない。 (ぽんしゅう)[投票]
★5原節子の視線が怖い。それを受け止める笠智衆の存在感が凄い。会話シーンのテンポの良さも素晴らしかった。まさに傑作。 (赤い戦車)[投票]
★3「結婚すると幸せが待ってるんじゃない。幸せは何十年もかけて作っていくもんだ。」 (NAO)[投票]
★5行き遅れ気味の独身女性が見るにはあまりにも辛すぎ、そして優しすぎる。泣き死にしかけた。 [review] (づん)[投票(16)]
★4寝るとき位は化粧を落した方がいいのじゃなかろうか。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(6)]
★5原節子=紀子という突出したキャラクタの分裂性、あるいは怪物性。 [review] (3819695)[投票(10)]
★4紀子(原節子)の煮え切らない感じが好き。その奥にあるものが破滅願望に思えてちょっと怖かったけど。 (G31)[投票(2)]
★4原節子小津安二郎初主演作品という事で、小津独特の抑制のきいた演技を原節子に出来なかった事が、この作品のマイナス点・・・もちろん原節子の演技(視線)は鬼気迫るものがあり凄さを感じるが、小津調のリズムの中では不協和音となっている。 [review] (寿雀)[投票(1)]
★4やはり小津を語るのに外せない作品か。見どころは [review] (檸檬)[投票(2)]
★5カメラの動かない映画において、例外的にカメラが動く。その動きが被写体の心的描写に直結する。これこそが映画の基本だと思うのです。 [review] (TM大好き)[投票(7)]
★4笠智衆の顔の表情と笑い方は凄いなあ [review] (TOMIMORI)[投票(4)]
★4勝手に題して「顔面堪能映画」。この映画の笠智衆は輝いている。原節子はその輝きに大いに貢献している。 [review] (ミドリ公園)[投票(5)]
★5私も結婚したくないな。。ずーっと親と一緒に過ごしたいと思ってる。感情移入はどの映画よりもしやすく、ラストは涙。父が私より長生きしてくれるなら結婚なんてしない。 [review] (あちこ)[投票(3)]
★5実は本作が初めて小津安二郎監督との本当の出会いだったのかも知れない。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3原節子の濃すぎる顔が、再婚が汚らわしいと言うような清楚な娘に見えない私が汚らわしいのだろうか… [review] (もがみがわ)[投票(1)]
★4あんなにも父親想いの娘を将来育てたい、いやそれは怖いな…。現代なら披露宴で泣かされるであろう、演出的にも金銭的にも。『秋刀魚の味』にはいささか時代と鮮度の関係を感じさせたが、今作は違和感なく響く優しい語り口だ(観た順番が逆だからか?) (chilidog)[投票]
★3「蓮は、水面の綺麗な華の部分だけではなく、  水中の部分、さらには泥に埋もれた部分、それらをすべて含めて蓮。  (小津安二郎は、)綺麗な蓮の華を描くことで、泥の部分を含めた蓮全体を描く。」 みたいな言葉を 今回の NHK特集で言ってました(*うろ覚え 意訳_(_^_)_) [review] (fufu)[投票]
★3間延びした演出とカットに哲学的解釈を見出そうとする批評家に同情する。「壷」がどうのこうのよりも、興ざめの音楽との整合性を説明して欲しい。この「小宇宙」は『秋刀魚の味』で補填されやっと完結するのだろう。 (sawa:38)[投票]
★3麦秋』の原点はここにあるが、やっぱり『麦秋』の方が好き。原節子笠智衆杉村春子等、役者単位では素晴らしいが。['03.9.18京都文化博物館] (直人)[投票]
★4ホロリとくる話し、安定した映像にぐっときました。笑いの部分も日本っぽくて好き。自転車も手袋もおたくあんも好きなシーンがいっぱいです。女性の気持ちの揺らぎも丁寧に感じ取れてよかった! (megkero)[投票(1)]
★4揺れる紀子の心情を演じきった原節子お見事です。小生、娘3人を持つ父親でいつの間にかこみ上げてくる熱いものがありました。 (RED DANCER)[投票(2)]
★4麦秋』がダメでこれは大丈夫という珍しい人です。 [review] ()[投票(1)]
★5私の好きな人 ビィムベンダーズ、レオスカラックス、成瀬巳喜男、そして小津安二郎 (ショスタコビッチ)[投票]
★3ジャンルに〔Horror〕も追加して欲しい。 [review] (kiona)[投票(9)]
★3オレの勝手なイメージなんですが、小津監督は笠智衆の娘がヨメに行くだの行かないだのといったどうでもいい話ばかりを一生かけて丹念に丹念に撮りまくった、狂気性満点の人。この映画も狂ってる! [review] (ペンクロフ)[投票(3)]
★5私はある時期この映画が日本映画の中で一番好きだった。原節子三島雅夫(「汚らしい」叔父さん)とのやりとり、出戻り娘・月丘夢路の男性観の現代性、杉村春子のコメディ・リリーフの見事さ。「熊太郎」をめぐる杉村春子の演技の妙味は何度見ても驚嘆ものの可笑しさだ。 [review] (ゑぎ)[投票(11)]
★5原節子の演技、これだけの役なのに鬼気迫るものあり。また一番きれいに観た。やはりここまで演じると近親相姦ですよね。 (セント)[投票(2)]
★4笠智衆と杉村春子のやりとりは思い返すたびに笑えます。いろんなものが詰まっていて好きです、こういうの。 (buzz)[投票(1)]
★5こうゆう美しい日本人はどこへ行ってしまったのでしょう…。写真で観る原節子は具が大きいが、動く原節子は素晴らしく美しかった!!! (は津美)[投票]
★3これは眠い・・・ZZZzzz... (マッツァ)[投票]
★5最初の原節子なのですがこの原節子が私の中では一番魅力的に感じます。色っぽくて、いじらしくて、かわいくて、悲しくて、そして怖い・・・。 (コマネチ)[投票(1)]
★5ジャンルに〔Comedy〕も追加して欲しい。 (町田)[投票(3)]
★3クサイと形容され、下着は指で摘まれ別に洗濯され、ウチでもソトでも総スカンされちゃうオヤヂ達の永遠の夢と憧れ、原節子。そんな紀子が→ [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(3)]
★5皆さんのコメントを読んでみて、きっと(そろそろ)再上映してみたら良いのではないかと思いました。日本人のあり方を考えるのにとても都合の良い映画ではないでしょうか?楽しめます。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★5戦後小津映画の基本形。でもただの基本形ではありません。 (熱田海之)[投票]
★5もうこんな世界は日本社会には消えてしまった。男女の枠を超えて個々の役割ということを、すべての大人は念頭に入れて行動をするべきなのである。 (takud-osaka)[投票]
★4内容的にちょっとモゾモゾするものも感じたが、原節子が動いているのを見た最初の映画だったので非常にドキドキした。 (tredair)[投票]
★4父と娘という明快な構図も手伝って、俗世から離れて普遍に向かう小津の世界が、一番ストレートに伝わってくる映画。でも、5点は『麦秋』のためにとっておきます。 (くたー)[投票(2)]
★5ラストの笠智衆さんにつきます。 (ぱんな)[投票]
★5なんでしょう、あの暖かい雰囲気は。なんでしょう、あの画は。淡々と、そして仄仄と。「いい映画」とはこういうことでしょうか。 (Cadetsファン改めジンガリーLove)[投票]
★4いい話です。せりふ回しや動かない場面や、そういうものに慣れるとしみじみした気持ちになれる。 (ぱーこ)[投票]