[コメント] お早よう(1959/日)
正月にダラダラと見るのが合う。子供がダダこねて、屁をこき合って、杉村春子がブチブチ愚痴って、佐田啓二と久我美子の淡いロマンス(死語)があるだけなのに、何故こんなにも上品で可笑しくて、愛らしくて爽やかで、深いんだろう。['07.5.3DVD]
佐田啓二と久我美子のエピソードとかいらないっちゃぁいらないが、まぁ必要なのかな。アクセントで。久我美子がいつに無く可愛らしいし、佐田啓二はもちろん男前。
笠智衆と三宅邦子の夫婦は地味だが、やっぱりさすがの存在感だし、杉村春子を筆頭に高橋とよ・長岡輝子のかしましい長屋の奥さん連中や怖い物無しの姑・三好栄子は最高。
「日常の何気ない挨拶」や、「心のゆとり」といった今日にも通ずるテーマも沁みる。
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