[コメント] ローラ(1960/仏)
モノクロであることがこんなに美しいなんて。ドゥミの登場人物リンク作品の第一弾。
金銭的困難故のモノクロ撮影だが、逆にアヌーク・エーメの大造りの美貌を透明感あるものにしている。ヌーヴェルヴァーグの真珠と称されるのも納得である。内容はドゥミお得意の恋愛すれ違いストーリーで、シェルブール、ロシュフォールへ続く登場人物リンクの第一弾になっている。ローラは幸せを手に入れて、結果、どうなったかが次作において、さらっと語られていることの残酷!あぁ、たまらなくも切ないお話である。
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