[コメント] プラダを着た悪魔(2006/米)
メリル・ストリープって、劇中で編集長やるほどオシャレだったかなぁ・・・?ストリープの初登場シーン、アン・ハサウェイ見ているよりもドキドキしちゃった。ストリープはいやらしい事に、どこが自分の最大の見せ場なのかを知っていた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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こういった作品は物語がどうこうではなく、楽しめればいいと思っている。演出もテンポ良く、音楽の使い方がバツグンに上手い。そして、本作のツボを発見した。そう、メリル・ストリープである。
アン・ハサウェイの印象は全く残らず、全編を通してメリル・ストリープの印象だけが残った。ご存知のように、演技ロボットである。脚本上で文字だけで書かれた人物を完全に再現し、完璧に演じてみせるサイボーグ。それがストリープである。
今回もストリープは鬼編集長に扮し、ここぞとばかりにハサウェイを苛める。この二人の間にチョロチョロ入ってくるスタンリー・トゥッチとエミリー・ブラント。この二人も非常にいい味を出している。鬼編集長であるが、そんな彼女の優しくて弱い、ナイーブな一面を見せるシーンがある。ホテルの一室で恐らくノーメイクで泣きじゃくるストリープ。そこへ餌食にやって来るハサウェイ。ストリープはここまでかと言わんばかりに、ハサウェイなんかおかまいなしに、自分の完璧な演技を惜しげもなく披露してみせる。最大の見せ場であった。
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