[コメント] デス・プルーフ in グラインドハウス(2007/米)
聞きしに勝る超怒涛のエンターテインメント映画だ。女性の会話の饒舌振りと卑俗さをここまで見せ付けてくれたタランティーノにまず乾杯。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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前半のあのショック度は最近では10年物だね。カート・ラッセルの不気味さといい最高だ。
だが、後半で女性に優しいタランティーノは全く逆転発想をしてしまう。さらに次の獲物を狙うラッセルを用意しておきながら、やわなラッセルにしてしまう。まるで人が変わったように全く怖くないむしろ情けないラッセル。
ああ、女性客にもサービスをするタランティーノは本当にいい人なんだなあ。毒がもっとぷんぷんしていてもいいのではなかろうか。
それでも、最近こんなに映画的面白さを感じた作品も本当にないので、この真夏の猛暑もぶっ飛びました。僕は前半の作品に無上の評価を与えたい。
映像も年代風から白黒、通常、また無理に傷をつけたり本当に子供っぽいですね。
まあ、そこがタランティーノの魅力だけどね。
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