[コメント] スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007/米)
救いのないストーリー、心に残る名曲の一つもないミュージカル、退屈でくどい殺人。物語全てがハッピーであれとは思わないけど、このお話からはなにも得ることがない。イタリア人ピレリの面白い髪型に☆一つおまけ。
人生いつも楽しいことばかりじゃない。悲しいこともあるし苦しいこともある。でも、せめて映画を見るときくらいは楽しく過ごしたいと、私はいつも思っている。
この映画のストーリーは全く救いがない。「人を呪わば穴二つ」ってことが言いたかったのかも知れないけど、そんなもんわざわざ映画にしてくれなくてもこちとらわかってる。トッドの殺人に手を貸しながらも明るい未来を夢見ていたミセス・ラベットは、一筋の光明をなげかけはしたけど、冒頭から最後にいたるまで結局トッドとのデュエットがかみ合うことはなかった。
ミュージカルなのに心に残る名曲が一曲もないまま、退屈でくどい殺人が繰り返される。狂女が出てきたときにオチが読めてしまったし、全く中身がない。
最後までこの物語から何一つ得ることが出来なかった。
唯一笑わせてくれたイタリア人ピレリの面白い髪型におまけで☆ひとつあげたいと思う。
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