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[コメント] 母と子(1938/日)
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★4タイトルの母は吉川満子、子は田中絹代だ。冒頭は舞う田中のフルショット。端正な構図で数カット繋ぐ。踊りの稽古。こゝを見た時点で、本作の品質が予想できる。また、田中は、ある程度のお金持ちのお嬢さんだろうと推測する。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4「女なんて人間じゃないのね」を巡る苦い喜劇。田中絹代水戸光子のシーツの引っ張り合いが素晴らしい。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4傲慢、打算、居直り。あまりに無自覚で正直すぎる男(河村黎吉/佐分利信/徳大寺伸)どものエゴイズム。この妾(吉川満子)をみていると「お人好し」は、人を苦悩から解放する美徳だと勘違いしそうになる。当時、こんな女もまたリアルだったのだろう。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4病弱な妾とその娘に本家に引き取られ育った息子と妾を厄介払いしようとする父、さらに二股をかける娘の婚約者も絡んで・・・これだけの話をこれだけドライに描けることに感心。初期作ながら、この監督の資質が上手く発揮された一本ではなかろうか。 [review] (くたー)[投票(2)]