[コメント] 上州鴉(1951/日) - 更新順 (1/1) -
別々の目的を持った登場人物が1つの宿屋に泊っており、ストーリーが進むにつれ、徐々にからんでくる構成など面白い。コテコテな任侠時代劇だが、伝次郎さん見たさにつられやした。 (エイト) | [投票] | |
新藤兼人のシナリオは温かい雰囲気作りでは評価できるが、いささかキャラクターを増やしすぎたようだ。狂言回しの駕篭かき、飴屋、仇を狙う侍などに時間を割きすぎて、大河内の出番が主役レベルに達せず、困惑させられる。だが、大河内と十手持ちの酒を酌み交わしながらの正体バラし話は、ベタではあるがさすがに新藤の仕事と唸らされる。 (水那岐) | [投票] |