[コメント] おくりびと(2008/日)
不覚にも涙をこぼしました。残された人々の思いに胸が苦しくなります。
今まで人の死は割と淡々と受け止められるタイプでした。自分自身の死者に対する感情はあまり沸き上がってはきません。だから参列した葬儀でもけろっとしているので、冷たいヤツって思われていたかも知れません。
そんなタイプだから、葬儀そのものにも否定的でした。みんな普段全く意識もしない仏教というものに一気に取り込まれて、焼香だ、合掌だ、供養だ飲め食えと、ああいやだいやだ。
その思いはこの映画を見終わった今でも変わりません。今でも葬儀嫌いです。しかし宗教とは関係なく、死者を送り出すという「残された者の思い」は強烈に意識させられました。亡くなった方の人生によって、残された人には「無念」「寂しさ」「悔いなし」など色々な思いはあるのでしょう。その部分は絶対に蔑ろにしてはいけないものだと気付かせてくれた映画です。とても感謝しています。
それはそうと、広末涼子ちゃん。あなたは結婚もして子供も産んで離婚もして、人生色々と経験している割には、ちっとも妻に見えないし、これから母になる人に見えないし。ここは物足りなさを感じました。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (5 人) | [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。