[コメント] 恐喝こそわが人生(1968/日)
『東京流れ者』のメロディにのって川を流れゆくドブネズミのスチル。これが松方に結びつくかと言えばけしてそうではなく、彼はヘラヘラ笑ってばかりだ。どん底から這い上がる仲間たちの結束を見せるためにも、時間通りに事実を見せるほうが効果的だったのではないか。スチルの多用はのちの「仁義なき」深作の萌芽だろうが、それにしてもしつこい。
(水那岐)
投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。