[コメント] その男ヴァン・ダム(2008/ベルギー=ルクセンブルク=仏)
自虐に走るかと思ったがさにあらず。一人の男の生き様が良く出ていると思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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本物の銀行強盗に立ち向かい、人質を解放しながら最後に撃たれてしまうヴァンダム。倒れた彼のアップから引いていくカメラ。
「カットーッ!」
立ち上がるヴァンダム。スタッフがクランクアップを拍手で祝福。あー、そういう映画を撮ってたって事ね。
鑑賞中、こういうような劇中劇を展開してたというオチにするのかなと思っていた。独白シーンの冒頭で確信に変わりかけた。だが、この独白シーン。想像と異なる方向に進んでいく。内容が意外と重いのである。強盗の現場に居合わせている状態を指して「これが現実」と言ってしまうのはいただけないが、その他の部分で語られている言葉はハリウッドという場所を比較的誠実に観客に伝えているのではないかと思う。
とりあえず何もしてないが、スティーブン・セガールとジョン・ウーをちょっと嫌いになり、ヴァンダムに興味がわく作品。こういう感想を持てるのも珍しくて面白いと思う。
(2009.01.10 109シネマズMM横浜)
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