[コメント] ヤッターマン(2008/日)
シュールな笑いも下ネタも、何もかもが寒くてついていけない。ツボにハマれば面白いのだろうが、悪いけど、ちょっとがっかり。
タイムボカン・シリーズをリアルタイムで見た世代が楽しめるように、原作のパロディ的な要素も含め、シュールなジョークや、下ネタがちりばめられた作品だ。
このおふざけの趣向が、観る人の趣向にハマれば、確かに面白いのかもしれない。
しかし、私自身がタイムボカン世代ではないからかもしれないが、これがことごとく私のツボを外しており、最後の方に至ってはむしろ苛々してくる始末。もうなんだこれ、という感じ。
中途半端なメロドラマも挿入されているが、上記のシュールなネタや下ネタを受け入れるような世代の人に、果たしてこんなメロドラマを見せてなんの意味があるのかとも思う。
唯一の救いは生瀬勝久 のボヤッキーと、あとは、コスチュームや美術の出来栄えだろうか。CGはハリウッド映画を見慣れてしまった観客には特段にすごくは写らないだろうが、原作のアニメの雰囲気をしっかりだそうとしたコスチュームや美術は一見の価値ありだと思う。
2010年5月8日(土) DVD鑑賞
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