[コメント] 愛のむきだし(2008/日)
アヴァンタイトルの壮大さには感動したが、長尺の割りに案外「大河」度には欠ける。原罪としてのエロスと愛という宗教テーマで全編を貫こうという心意気は買う。
が、キリスト教と新興宗教の関係性が整理されておらず残念ながら未消化。後半の、カルトからの救出というモチーフにも今更感がある。
キャスティングとキャラ造形は奇跡的なまでに素晴らしい。西島の飄々とした軽快さ、満島の切れ味ある底力、安藤の醜悪な官能性。そして、渡辺の美人なんだかブスなんだか分からない微妙さ加減だとか。
パンチラ盗撮のバカバカしさにはいまいちノリ切れず。
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