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愛のむきだし (2008/)

Love Exposure

[Drama/Crime]
製作梅川治男
監督園子温
脚本園子温
原案園子温
撮影谷川創平
美術松塚隆史
音楽原田智英
衣装松本智恵子
出演西島隆弘 / 満島ひかり / 安藤サクラ / 渡辺真起子 / 渡部篤郎
あらすじ幼いときに母を亡くしたユウ(西島隆弘)は、彼にとっての永遠のマリアを探していた。神父である父(渡部篤郎)から、毎日懺悔を強要されたユウは、尊敬する父の期待に応えるために自ら「罪」をつくり始める。そして、最も下劣な「罪」、盗撮に没頭し出した。そんな時、理想のマリア、ヨーコ(満島ひかり)が現れた。しかし、ヨーコは大の男嫌い。しかも、かつて父を誘惑したみだらな女カオリ(渡辺真起子)の娘だった。そんなユウやヨーコたちに関心をもつ女がいた。強引な洗脳活動で世間を騒がせる新興宗教教団のコイケ(安藤サクラ)だ。コイケの巧妙で悪辣な魔の手が、彼らに伸び始めるのだった。(237分/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全37 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5映画史上最長のプロローグ、それは奇蹟までのカウントダウン。「まさにマリア、僕は一瞬で恋をした」のセリフで始まるこの壮絶な愛の物語は、映画の常識を覆すタイミングで表示されるタイトルバックを経て、そして、そこから一気に加速していく [review] (dappene)[投票(9)]
★5パンチラと哲学。信仰と空洞。純愛と血飛沫。むきだし感満載。笑った。泣いた。充実の237分。いつかまた観たい。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
★580年代サブカルをなめんなよ! 真面目にパンチラを追い、必死に勃起していたんだ、あの頃は。まだ見ぬ愛を求めて。090221 [review] (しど)[投票(6)]
★5えっ!もう終わり? [review] (chokobo)[投票(4)]
★5悪い冗談のような現実なら、映画の世界の住人のように振る舞って、現実の世の中などぶっ壊してしまえよ。そんなエールのようなものを感じた。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
★5トッピング満載のサブカル・デコレーションケーキ。しかも贅沢にホール買い。甘くて酸っぱくて、もうお腹いっぱいです。 [review] (林田乃丞)[投票(2)]
★5頭の中、ゆらゆら帝国。話の中身が、空洞なのが最高です。 (らーふる当番)[投票(1)]
★44時間に渡り実に饒舌に「罪」と「愛」について語られる。台詞が過剰だという意味ではない。この映画的饒舌さは「罪」と「愛」に対する園子温の真摯さと、その裏返しとしての照れだろう。そんな横暴な要求に西島隆弘満島ひかりも健気によく応えている。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★4勃起=愛 ならば苦労はせんのだが。 (死ぬまでシネマ)[投票(4)]
★4六〇分間のアヴァンタイトル! 西島隆弘はコメディ演技に天才的な冴えを見せ、奇抜な着想を支える演出のドライヴ感にも目を瞠る。しかし後半からの転調は支持しない。これは下劣なコメディであることと大真面目に愛を語ることの両立を貫いてこその映画ではなかったのか。ここに『紀子の食卓』的風景は不要だったはずだ。 [review] (3819695)[投票(4)]
★4勃起で感動して涙したのは僕の映画人生で初めて。最高に下品でヘタクソでC級なのに恐ろしい程エネルギーに満ちあふれている。映画への愛が溢れている。いや映画に愛されているのか園子温。 (ina)[投票(2)]
★4徹頭徹尾、力技で押し通す映画。時に意味不明、冗長で退屈なところもあるが、いわゆるクライマックスシーンが次々と押し寄せてくる。そして最後の最後のクライマックスはわかっていてもぐっとくるものがある。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
★4やっと見られた。噂通りの怪作秀作。三役者よし。話、撮りながらずるずる引き伸びていった印象。ならば4時間は長くない。園子温が映画で見せる生理。きらいじゃないけど大好きとは言えない。netflixでは、コメディになっている。そうだけどさ。 (ぱーこ)[投票(1)]
★4鑑賞中、中盤までの感想「なんじゃこりゃ。」 [review] (あんきも)[投票(1)]
★4ある意味、日本映画の到達点といっても過言ではない [review] (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★3優作じゃないが、冗談だか本気だかわからないギリギリの疾走を見せる人生たちが、冗談だか本気だかわからない一線を保つが故に愛おしく思えた前半。後半は、一転してのガチンコ勝負が作劇の力量不足をさらし、泣かせがひとつとして迫ってこない。以下、懺悔部屋→ [review] (kiona)[投票(4)]
★3アヴァンタイトルの壮大さには感動したが、長尺の割りに案外「大河」度には欠ける。原罪としてのエロスと愛という宗教テーマで全編を貫こうという心意気は買う。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★370年代ポップカルチャーの解像度が社会時評を扱いかねる。昭和のラブコメが始まるように筋が記号に振り回され、その遠心力に耐えきれず内容が脱落する。罪を作らねばならぬほど男には罪の実体がなく、コリントを引用して糾弾されても非難の謂れがわからない [review] (disjunctive)[投票(1)]
★3変態には変態なりの理屈がある。変態になった理由もある。変態と人から思われようが自覚していようがいまいが、そんなことは関係なくてみんな人。パンチラも宗教も興味ない人から見たら同じレベルで変態だということ。盗撮に関する部分に時間割き過ぎ。削れば尺はもっと短くなる。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★34時間充実してたが、それだけ必要な内容かと聞かれるとNo。前半2時間と浜辺シークエンスは神。要は、勃起した時の気持ちを忘れるなという事か。70/100 (たろ)[投票]
★3迫力と気力は感じだけど、いかんせん長ったるい。 (あちこ)[投票]
★2うわ、軒並みの高得点にわたしの「2」点はひるんでいます。まあ、いろんな変態というのはありますでしょうし、ある種の変態はわたしも愛するところではありますが、この変態ぶりにはついていけませんでした。 (カフカのすあま)[投票]
Ratings
5点32人********************************
4点38人**************************************
3点24人************************
2点1人*
1点1人*
96人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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