[コメント] カティンの森(2007/ポーランド)
撮るべき人に撮られた題材であるという点で、これは幸せな映画だ。が、むろん物語は痛ましい。映画を駆動する散文体のジャーナリズムにワイダはぎりぎりの詩情を込める(雪!)。銃殺のあっけなさは『シンドラーのリスト』だ。女性たちの美しさと気高さも記憶に留めたい。「のこされたもの(生存者/遺品)」をめぐる映画。
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