[コメント] トロン LEGACY(2010/米)
スビード感溢れて、刺激的。かつ中身がまったく無い。まさしくこれが『TRON』。
それでも見ようという気にさせるのは、いつも『TRON』には「期待値」が加わってるから。でもそれは、こちらがデジタル化されていない昭和世代の人間だからであって、デジタルネイティブな世代には効かないテクニック。 リアルに前作を見た世代には前作の興奮と挫折がスパイスになるけど、今の時代にあの「デジタルに対する憧れ」を得るのは不可能。よって残るのは挫折のみ―という構図になるんですね。
でもワタシは再会を楽しみました。
お互いに歳を取って、中身は何にも成長してないけど、見た目だけはなんとか取り繕うことができるようになった。まさに同慶の至り―そういう映画でした。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。