単純な感想として。 華がない！ ドラマにもアクションシーンにもラブシーンにも。 ついでに出演者にも。 前・猿の惑星シリーズは関係者の頭をひねってひねって完結されたものだと理解している。このたびの作品があたかもミッシングリンクのような宣伝のされ方をしていたので、どうなんだろう？と見てみたら、案の定新鮮味の乏しい内容だった。 「ジュマンジ」と「キングコング」の混成ＣＧとでもいうべき魅力のない映像の連続でどうにも退屈だった。前・シリーズでは猿＝有色人種（とりわけ黒人と日本人）という図式がありアイロニーに満ちた（嗜虐的でもある）作品だったのに、このたびは主役がイタリア系のジェームス・フランコで恋人役に有色人種の女性（美人ではある）だったのはそこらへん関係ないですよ！という製作者側の配慮が窺えて気持ち悪い。 原題から「ターミネーター」を思い出したのだが、次もあるのか！？