[コメント] 海燕ホテル・ブルー(2011/日)
TVドラマ的な演出に昭和臭漂う今更な幻想シーン(寺山修司+鈴木清順に『テオレマ』?)、ファム・ファタールのB級感。一つ一つ見ていくとつまらんのだが3要素合わさると予想外に面白い。山本直樹の漫画みたい。
チェ・ゲバラのTシャツ着た男がカメラ目線で原発問題を熱く語るシーンがあるのですが、唐突感極まりなく、その上台詞噛み噛みで何言ってるのかわからん笑
こういう天然ボケな所が随所に存在し、本作の魅力になっている。
公務員がやたらひどく描かれているのは若松孝二の矜持ですかね。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。