[コメント] 恋するリベラーチェ(2013/米)
主人公ふたりの愛情を演出するソダーバーグの手腕は見事であり、思わずラストには鳥肌の立つ思いにとらわれたのだが、このふたりを男女に置き換えれば浮気なエゴイストと嫉妬深い伴侶のステロタイプに堕してしまう。『見果てぬ夢』に乗ったラストなどあざといったらない。この話に「だから何だよ」と返せる社会でなければ民主主義などホンモノではなかろう。
(水那岐)
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