[コメント] ある過去の行方(2013/仏=伊=イラン)
次々と「主役の座」を占める登場人物の、ひとり一人の事情と心情に説得力があり、ありがちな夫婦の破綻や愛憎の皮相から、真相を導き出すサスペンスの妙は圧巻。惜しいのは、混沌のなかに見る者を置き去りにした前二作に比べ納まるところに納まり過ぎた感あり。
(ぽんしゅう)
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