[コメント] ワレサ 連帯の男(2013/ポーランド)
義理堅い恐妻家の電気工のおやっさんをヴィエツキーヴィッチが、そのよき(悪しき?)家庭的な妻をグロホウスカが好演している。ほんとうにそうとしか見えない人物に民主革命が完成されてしまうあたりがユーモラスでもあり、また怖ろしさもある。ルポ風の白黒画面とトリッキーなカラーフィルムとの使い分けが効果的。
その当時のポーランドロックと思しきプリミティヴな楽曲も効果的。洗練されていないのがなおのことテーマに寄り添うできばえだ。
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