[コメント] サンドラの週末(2014/ベルギー=仏=伊)
いわゆる大衆のなかのひとりを取り上げ、その「皆にとってあり得る」死活問題を淡々と述べてゆくということ。それがあくまで平々凡々とした危機であるゆえに、これで緊張感を保つ手腕というのは簡単に身につけられるものではないとは判っている。全くそうではあるのだが、これは「それだけのこと」であり、劇伴音楽を伴わずして展開される「二日と一夜」の劇は深刻そうな他人事であった。
(水那岐)
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