[コメント] アンジェリカの微笑み(2010/ポルトガル=スペイン=仏=ブラジル)
被写体となったオッサンらが心なしかノリノリになってしまう。あれがいい。静物画の遠近法で生活感のない点景となった人物がかえって徳を構成していて、点景であるがゆえに葛藤が形成されないことが語り手の好意に見える。
静物画の文体がヒューモアや牧歌性との並立を以てしか語られないのである。
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