[コメント] SCOOP!(2016/日)
福山雅治が定着したイケメンイメージを払拭するかのように吐き出す汚い台詞が全て白々しくて嘘っぽい。いや、この人、平気で下ネタとか言っちゃう人の筈なのに、台詞になるとぎこちない。口調がね、無理してんの。やっぱ役者じゃなくてアイドルなんだわ、この人。物語の展開は前半はオーソドックスな職業HOW TOモノ・バディモノ、後半は怒涛の逆転ホームラン。あ、野球に例えちゃ「古い」って言われるんだっけ?w
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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静(福山雅治)が自分の死を野火(二階堂ふみ)にスクープさせるラスト。
衝撃的な展開でした。
が、その後に「無情の海に / TOKYO No.1 SOUL SET」が流れだすと、福山雅治のいろんな角度からの表情がドアップでこれでもか、とw 洪水ですよw
「汚いかっこうしてても、髭面でも、変なパーマでも、かっこいいでしょ、俺」って目線が映画のラストの余韻をかき消しちゃうんですよw
こんなん、普通の役者さん、やります?
エンド・クレジットのオフショット的なシーンは許せるとしても、今さっき死んだ人のナルってる顔とかで締めくくられると醒めちゃうんですよ。
逆に芝居全てが「あ〜ぁ、無理しちゃって、汚れ役なんか引き受けるから〜」って同情的な目で見ちゃうんですよ。
この役、次元大介みたいな渋くてクールなオッサンがやんなくちゃ駄目なんですよ、きっと。
でもね、必死にイメチェンして足掻いてる彼が、逆にかっこ悪くて、その様が嫌いになれないんですよw
別にファンでもないんですけど。
違う人が演じてたら......どうなってたかな〜、と思いつつも二階堂ふみちゃんのブラと演技の巧さで甘甘の★4つです。
あっ、あと、チャラ源と都城静の過去の経緯については、結局説明なしってのはどうかなーとも思うんですが、本筋じゃないからいいの、かな? いいの?
ちなみに映画のサントラ、かっこいいっスよ!w
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