[コメント] 美しき仕事(1999/仏) - 更新順 (1/1) -
見事にプレーンである。あるのは熱暑の砂漠といった風土と戦闘の合間の軍隊の訓練でも埋め切れない悠久の時間。ドゥニはその風土と時間を見事にフィルムに定着させている。あたかも同じ北アフリカを舞台としたカミュ「異邦人」とも通底する不条理な実存。 (けにろん) | [投票] | |
舞台はジブチ。外人部隊の上級曹長であるガルー−ドニ・ラヴァンを語り手として、その軍隊生活と除隊までの顛末を綴った映画。なので当然ながら、タイトルの「仕事」とは、直截的には軍隊を意味しているのだが、 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
一個人ではなく、あくまでも集団として描く姿勢がまるで『嵐を呼ぶ十八人』のようだと思ってたら、エンドクレジットで本当に18人並べて出てくるので驚く。ドゥニは生理的に好かん部分もあるが、本作はさすがに認めざるを得ない。 (赤い戦車) | [投票] |