[コメント] 劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017/日)
グダグダ文句は言うまい。再びマジンガーZをスクリーンで見ることができたのだから...
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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マジンガーZをリアルタイムで見ていたのはいつの頃か。確か中学生の時だっただろうか。 子供心にも「ロケットパンチはどうやって元に戻っているのか?」と、大変疑問であった。
ロケットパンチやブレストファイヤーなどの必殺技もさることながら、あしゅら男爵とか敵キャラも大変キャラ立ちしたのが揃っており、永井漫画の真骨頂の一つと言えよう。
そのマジンガーZが劇場用に作られた。「真」とか「伝説」とかそういうやつじゃなくてちゃんと兜コージその人が登場する正統派の続編である。
オープニングもちゃんと水木一郎の歌うあの「ゼーット!」のテーマが流れるのである。この時点で泣いてるオッサンがいて、オッサンそれはちょっと早すぎるだろと思った。
尺をドラマ要素にかなり割いており、この部分は日本映画の悪いところが全部出たようなお涙頂戴で面白くなかったのだが、後半15分連続で必殺技を繰り出す場面には正直興奮した。
昔の単純明快なロボットアニメではなく、エヴァ、攻殻、魔法少女、元気玉など現代アニメからのめったやたらなパクり部分もなかなか楽しめた。
ロボットの絵柄もシルエットは昔の丸っこいマジンガーだが、細部は結構部品が描かれていて今日的にデザインされているのは面白いなと思った。
なお、ロケットパンチがどのようにして元に戻るのかという仕組みは今回の映画の中できっちり描かれているので、そこも是非見ておきたいところ。
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