[コメント] グレイテスト・ショーマン(2017/米)
オープニングでハートをわしづかみにされて、あとは最後まで「うぉー!!」って拳を握りしめて没入するという『怒りのデス・ロード』以来の快感。この題材を選択したからこそ、ではあるのだけど、外連味こそがミュージカルの華!と再認識。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
上品さとは程遠いストンピングを強調したオープニングがすべてを語っている感じ。「これは上流階級の物語ではない」という宣言。その通り、サーカスの住人の歌うナンバーでも常に足を踏みならしているのが気持ち良かった。
そしてラストのバーナムからカーライルへの台詞、「The show must go on(ショーは終わらせちゃいけない)」に震えた。その通り。永遠に続くのです。そのためには満足して引退するんじゃなくて、次の人に引き継いでこそで、それを体現する終わり方に感動。
最後が近づくにつれて「ああ終わらないでほしい。ずっとこの曲を聴いていたい。この世界に浸っていたい」と心から思いましたよ。
あと、「なんで恵まれたオペラ歌手がNever Enoughって歌い上げるのか」とか放り出しておいて、あとから拾うところとかも好き。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。