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[コメント] 止められるか、俺たちを(2018/日)

映画ファンとしては、日本映画史の中の実在する人物や出来事への興味もあるが、ある種の映画はこのように作られる、という部分、つまり、製作現場の描写への興味、ということでも、とても面白い映画だ。
ゑぎ

 ただ、映画はすべからく(本作も当然)フィクションなのだから(例えば、高間賢治は本当にあんなかたちで童貞を捨てたのか?)、例えば撮影現場での助監督、撮影助手の待遇は、もっと厳しく描かれてもいいんじゃないかと思ってしまった。(なんだか生ぬるい)

 本作も全般に夜の屋外シーンがいい。夜の街を酔っぱらって歩く門脇麦。オバケと街角で別れる場面の反復。女2人で夜の学校のプールに入る場面。こういった場面は情感たっぷりでとてもいいのだ。

 さて、ラスト近くなって、門脇が仕事(というか表現欲求)と母性保護のいずれにも苦悩するようになるが、その理屈の見せ方の手際はイマイチだと私には感じられた。このような主題も古臭すぎると思うが、それは置いておくとしても、例えば母親へ電話するシーンは(電話するまでも異様に長いが)、不要ではないかと。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ペンクロフ[*] ぽんしゅう[*]

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