[コメント] 十年(2015/香港) - 更新順 (1/1) -
あの時期にこの作品が撮れて香港で大ヒットとなったという、先見性、社会の受容性の高さは評価及び瞠目するが、内容的におとなしく心が揺さぶられず。 [review] (irodori) | [投票(1)] | |
ジャンルも語り口も五篇のバランスがよく取れている。そして五篇一体となって確かなメッセージを構成している。だから退屈だ。ほとんど難癖だが。プロデューサーの有能は重々承知するが、オムニバスではオムニバスゆえの演出家の暴走―「俺ひとりぐらい好き勝手やっても構わないだろう」―こそを見たい。 (3819695) | [投票] | |
五つの短編からなるオムニバスだが、どれも総じて“青臭い”なという印象。青臭さとは剥き出しの真剣さのことであり、今、撮るべき課題が眼前にあるということは、それが国家や社会に対する負の素材だとしても、若い映画作家たちにとっては幸運なことでもある。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |