コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 復活の日(1980/日)

ロクな台詞やエピソードも無いような役に、あの配役は実にバブリー。さすが角川春樹!
Lacan,J

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







DVDの特典ディスクに海外公開版が入っていた。 1)放浪のシーンが冒頭に。太陽と主人公が重なるシーンでタイトル(その後の放 浪→感動?の再会シーンはカット)。次いでライプツィヒのウィルス研のシーン。 2)日本国内や昭和基地でのタルいシーンはかなりの部分をカット。 3)キノコ雲の連発でエンドタイトルへ。 4)なんと!南極でタロとジロの登場シーンが復活(嘘)(^^;

やはり対策不能のウィルスに蹂躙されているシーンは活字なら兎も角、映像では時間がもたないと思いますね。安っぽくなりがちなウィルス蔓延によるパニックシーンを切りつめ、滅亡後の南極生活を基盤に、核ミサイルの脅威への対処が軸とな り、映画としてずっとまとまりがあるように思います。ただしあまりにも救いがあ りませんが。。。

メイキングなどを見ると、当時のスタッフの苦労は大変なもので、頑張ったんだなとは思いますし、当時、これだけのスケールの映画を作ったのは意味があったのでしょう。しかし、作品の質が問われるわけで、そういう意味では苦労のかいはなかったのだろうと考えます。 是非とも海外公開版の鑑賞をおすすめします。

海外公開版の採点  3点

(評価:★2)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)寒山拾得[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。