[コメント] バード(1988/米)
伝記映画としての円滑な物語性を重視せず、破滅へと向かう1人の天才の生き様の断片を描くことに徹したイーストウッドの試みが快い秀作。主人公の心の闇を投影した、黒を基調とした不安定な画もよい。ウィティカー&ヴェノーラも難役を好演。
暗い画面が続く中、最後のツアーへと向かう主人公と妻が車前で抱擁する際の、逆光を帯びた柔らかな光の美しさに泣いた。
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