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[コメント] イン・ザ・ハイツ(2020/米)

こういう、歌って、踊って、笑って、泣いて、見るものを幸せにするような、陽気なミュージカルは、私の大好物。すでに3回鑑賞、サントラも購入♪。コロナ禍で、行く所ないなら、この映画を見に行こうよ!そう勧められる作品です。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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ドミニカ、プエルトリコ、キューバなどのカリブの島や、中南米からの移民たちが暮らすNYの片隅の町「ワシントン・ハイツ」。そこで暮らす陽気なラテンの人々。食料品店を営む青年ウスナビ。彼が恋するヴァネッサ。そして大学生のニーナと、元カレのベニー。この四人を中心に、ハイツでの喜怒哀楽が、楽しい歌と極彩色のダンスで彩られた、超ハッピーなミュージカル映画。

この夏休みは、コロナ禍で公開延期になっていた大作映画が相次いで公開されていて、「渋滞中」みたいな状態の真っただ中で、この映画も公開されました。そういう大作に埋もれてしまいそうなジャンルの映画ですが、見逃さずに出会えたことに感謝します。

サントラ買ったので、一曲ずつ解説したいのですが、また時間のある時に。印象深いのはアブエラの「忍耐と信仰」の歌と、ダニエラがだらしのない街の人を鼓舞する「旗を掲げよ」の歌がお気に入り。あと「ピラグア」も。

元はブロードウェイの大ヒットミュージカルで、トニー賞なども受賞していて、なんと日本でも日本人キャストで舞台化されている、わりと名の知れたミュージカルらしいのですが、私は知らなかったので、出会えてよかった。主人公ウスナビが、本当に素敵だ。彼がいるなら、私もこの町に住みたい!と思いました。ラテンの陽気さって、日本でいえば、関西のノリ?みたいなものか?違うか?

追記、「音楽」のリン・マヌエル・ミランダは、劇中で「ピラグアの歌」を歌ってる人。この人が、作詞作曲を担当しただけでなく、自分で主演して舞台に立ったらしいです。この映画は、全てこの人から始まったんですね。気づきませんでしたが、この方、『メリー・ポピンズ・リターンズ』で街灯夫のジャックを演じてた人だった。この映画では「ピラグア」しか歌ってませんが、ものすごく歌が上手い人でした。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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