★4 | 男が教え子と遭遇する出来過ぎた偶然は、良き教師像としての男を提示して女の気を惹く創作上の機能が明らかになると許せてしまう。妹の動画を褒めさせて男の好意を受け手に惹きつけた直後、些事のつまずきで空いてしまう失恋の穴。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | 不器用な男女たちの不器用な恋愛物語、といってしまったら身も蓋もないのですが、どんどん引き込まれてしまいました。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★5 | 伝統的くっついて離れて又くっついての世事ごとと、スポイルされた者の居場所探しが巧妙にリミックスされる。人は色々あっても必ず受け入れられるという確信。古い街は先端施設で上塗りされ移民の末裔は国家の色を塗り替える。優れて文化・都市論的でもある。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 大きな瞳に自身の衝動への戸惑を浮かべつつ暴走し、人生のレールに乗れないインテリ崩れをルーシー・チャンが好演。柔らかなトーンのモノクロ映像が性描写の生々しさを中和して美しい女性映画。何といってもWebという“逃避空間の女”の存在が現代性を担保する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |