★3 | 小粒の面白さ。西部劇イディオムの消化力といい、フロンティア精神やユーモアの表現といい、やることにそつがない。アメリカ人でも茶の湯を立て、日本人でもジャズを演奏するということだ。作家性と職人性とが交じり合わずにフリッツ・ラングの中に併存している。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | フリッツ・ラングは何を撮らしても手際よくまとめる。さすがだが、影のある世界(サスペンス等)の方がより上手さが際立つように思える。本作のように明朗西部劇ではこれといったものがどうしても少ない。 (KEI) | [投票] |
★3 | 「OKってどういう意味だ?」と訊ねる人夫や、原住民族相手の電線敷設交渉が興味深い。内容的にはソツなくまとめられているが…フリッツ・ラング監督作ということを思うと手放しでは喜べない。美しいカラー画面(夕陽を背にした墓標と電線!)が印象的。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票] |
★3 | インディアンを土人扱いする下りは御愛嬌ということで。しかしラストの決着の着け方は意外で新鮮味があったなあ。 (ハム) | [投票] |
★3 | 矢っ張りヨーロッパ映画の感覚が随所にある。そしてインディアンがお座なりでなくキチンと描かれている。もっとも白人がきっちり描かれている裏返しとしてのインディアン像の造型と云うこともできるが。そしてこれは矢っ張り私が見た西部劇の中で最も奇異な映画なのである。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 大金持ちのボンボンと無法者(改心済み)がエンジニアの妹を奪い合うというほのぼの西部劇を、なぜフリッツ・ラングが? (黒魔羅) | [投票] |