コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 落下の解剖学(2023/仏)

何が言いたいのか、よくわからん。法廷劇ではあるが、ミステリーやサスペンスとは違うし、心理劇とも違うように思える。
シーチキン

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ただ、遺体を発見した息子が母親を読んだ際、耳栓をして昼寝をしていたという彼女が、割とすぐに現れたのは「ん?」とは思った。片方の耳栓が外れていたらしいとか言っていたが、本当はどうなのか、という場面はあったが、この映画はそういうことを描くものではなかったらしい。

あるいは冤罪を生み出しかねないフランスの裁判制度の実態を描こうとした、とも思えない。

芝居はていねいにやられているから見応えはあった。2時間半という長さを感じさせない緊張感もある。特に主演のザンドラ・ヒュラーは好演しており、等身大というか生身の人間を感じさせるものはあった。悪い映画ではない、のだが「どうもよくわからんなあ」という感想しか出てこない。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (2 人)ひゅうちゃん おーい粗茶[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。