[コメント] 巨人と玩具(1958/日)
悪趣味な虫歯メイクで媚態を振り撒く野添ひとみよりも、冷酷・残忍さを己に課したダンディ、狂気に魅入られて転落の坂への道を選択する高松英郎のクールさが目を奪う。高度成長社会の醜悪なディフォルマシオン。ライターは焦燥を駆り立てる打楽器。
(水那岐)
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