何度思い返しても、とんでもなく幸運なことだと言うしかないのだけれど……

この映画で飛んでいるブーメラン。まさにあのブーメランをデザインし、映画本編にもバックパッカー役で出演していたアラン・スコット・クレイグさんに、ブーメランの飛ばし方を教わったことがあります。

手を離れて、弧を描いて上昇し、そして多摩川の河原をゆったりととんでいく「バグダッドドラゴン」（参照 →　http://www.rangsjapan.co.jp/bagdadcafe.html）

回転しているブーメラン、そしてその航跡の描くゆるやかな曲線……そのとき、頭の中には『バグダッドカフェ』がフラッシュバックし、♪I am calling you 〜…… の歌声。

何かに結びつき、呼び起こされた記憶が、自分をダブルで幸せな気持ちにしてくれた瞬間でした。

……ただの自己満足だけれど、こんなにシアワセになれたのだから、いいのかも、とか思ってます。